観音寺(出雲市渡橋町)
島根県出雲市渡橋町4
出雲三十三観音霊場の第四番観音寺は、国道九号線沿い、市役所などが立ち並ぶ、出雲市の中心部に近い場所にある。宅地造成によって周囲にほとんど緑はなくなってしまったけれども、ここだけは多くの樹木に覆われて多くの鳥や昆虫たちの楽園になっており、多忙な日々の一時のオアシスを求めて観音寺を訪れる人も多い。
『縁起』によれば、観音寺はもと円成寺といい、一漁師によつて海中から引き揚げられた十一面観音がここに安置された際に観音寺と改められたという。諸々の資料から古くは真言宗を宗旨としていたことが知られるが、十七世紀中頃、松平直政公の縁によつて再興された際に臨済宗妙心寺派の末寺となり、現在に至っている。
本尊十一面観世音菩薩像が安置される観音堂は、山門から入ると真正面に見えるが、三十三年に一度しかその姿を拝み見ることのできない秘仏でめるため、普投はその像を収めた厨子が見えるだけである。しかし、その厨子の中から放たれ、普く世間を照らす無垢清浄なる光、無量なる大慈大悲を求めて参拝に訪れる人の姿は絶えることがなく、その妙相に捧げられる香煙に境内は一日中覆われる。
関係行事としては、観世音菩薩の縁日である七月十日に観音大祭が行なわれでいる。四万六千日信仰に基づいて開かれるこの祭りは毎年多くの参拝客で賑わい、地域の人々にとつての良き心のよりどころともなっている。その他、毎月十七日には多くの講員を集めて
観音講が開かれ、御詠歌などでその諸カを讃えている。
以上仏壇の原田さまホームページより。 http://www.butsudannoharada.com/temple/2011/11/post-35.html


知井宮町の福知寺に行こうと思いましたが、駐車場がよくわからなかったので引き返して渡橋町の観音寺に来ました。
道が細いので不安でしたが駐車場ありますね。


山門

由緒
後醍醐天皇の時代ってなかなかの歴史

秋葉社


手水舎

鐘楼

十王堂


不動明王堂


観音堂

金比羅宮

毘沙門天堂 社日堂

弘法堂


弘法大師堂


留守でしたが授与所に書置きがありました。

お昼は帰路のいきなりステーキでワイルドステーキをいただきました。美味い。